【徹底解説】ユングと曼荼羅の関係とは?心理学的な意味と癒しの効果

私、天竹みのるるる尾スピリチュアルアートについての探求をしていますが、

心がモヤモヤする時、不思議と幾何学模様に惹かれることはありませんか?

実は心理学者のユングも、心のバランスを取り戻すために『曼荼羅』を描いていたのです。
この記事では、ユングが発見した曼荼羅の癒やしの力について、実際に描いてみた体験談も交えて解説します。

 

心理学者『ユング』とは?(曼荼羅以前に)

ユングとは、心理学者のカール・グスタフ・ユング(1875-1961)の事で、ユング心理学といわれる分析心理学の創始者です。

 

ユングが説いた内容

  • 人の心にはその下に集合的無意識があるのではないかという事。
  • 心には老賢者、グレートマザー、アニマ&アニムスなどの元型があるという事。
  • 神話や物語には人の心に通じるものがあるという事。
をユングは説きました。

「心は物語で語る」という事を説いた人とも言います。

ユング心理学では、童話や神話を心理的、人生の発達段階的に語ったりするものもあります。

 

そもそもユングはなぜ曼荼羅に惹かれたのか?

ユングが曼荼羅に興味を持った理由

ユング心理学のカールグスタフ・ユングが曼荼羅に興味を持ったのはユングがフロイトと別れた後でした。

別れのために、方向喪失気味になる中で、精神的な危機(無意識との対決)を経ます。

彼は1916年頃から毎朝、自分の内面的な状況を反映したような円形の図形を描くようになりました。

その中で、円形の絵を描くことが心の統合性を保っていたり、ユングの患者が描く絵にも似たような特徴があったことから曼荼羅に興味を持ちました。

 

ユングが曼荼羅に興味を持ったきっかけ

そもそも、はじめユングは曼荼羅の存在を知りませんでした。

ユングの知り合いのR・ヴェルヘルムが「黄金の華の秘密」という本の監修を依頼して本を送ってきたことにより存在を知りました。

そして、自分の描いた図形がチベットの曼荼羅に酷似していることを知ります。

その事により、人の無意識には人類共通のものがあるという考えにいたり、それが、集合的無意識や普遍的無意識という考えにつながるきっかけになったようです。

 

ユングと曼荼羅の深い関係性

ユングと曼荼羅の関係は一言でいうなら、「心が自分自身に還ろうとするときに、自然に現れる、表現される心の地図であり、ユングはそれを自然にやっていた。」という事が言えるかもしれません。

以下では、より具体的な内容を書きたいと思います。

 

曼荼羅が心にもたらす3つの効果(ユング心理学における)

心理学者カール・グスタフ・ユングと曼荼羅の関係は彼の心理学におけるもっとも重要な発見の一つです。

彼の心理学においては曼荼羅は単なる絵画表現ではなく、心の全体性を回復するための手段の1つであり、心の全体性を表す普遍的なシンボルでした。

曼荼羅の具体的な要点は以下の3点にまとまられます。

 

1,自己の象徴

ユング心理学において曼荼羅は自我や意識のみならず、無意識も含んだ心の全体性としての「自己(セルフ)」を象徴したものです。

河合隼雄氏の「無意識の構造」参照図

特徴として以下のようなことが挙げられます。

曼荼羅の特徴
  • 中心と円 曼荼羅は円(もしくは四角)とその中心からなり、ユングにとって、この中心は意識(自我)を越えた、心の真の中心の自己からなります。
  • 秩序の回復 心が混乱して、バラバラになりそうなとき、無意識は秩序を取り戻そうとして、曼荼羅のイメージを作り出します。
    つまり、曼荼羅を描くことは心の秩序を取り戻す作業といえます。
    断片化した心を再統合、調和させるための作業、プロセスとも言えます。

 

2,個性化(自己実現)のプロセス

ユングは人が本来の自分になっていく過程を「個性化(自己実現)」と呼びました。
(一般的には個性化ですが、学術的には個体化という言い方もあります。。。。)

曼荼羅はこの心のプロセスを視覚化したものだと考えられています。

特徴としては、対局の統合という事があります。

また、曼荼羅にはしばしば4という数字(四位一体)や光と影、男性性と女性性のような太極図のように、対局するものが中心に向かって統合される様子が、成熟した人間形成の隠喩や象徴として表現されているようなところがあります。

 

 

3,心理療法への応用

ユングは治療において、患者に曼荼羅を描かせる手法を積極的に行いました。

これは今で言うマンダラ塗り絵やアートセラピーなどの絵を描くことで心の癒しを行うという治療法や手法の理論的基礎付けになりました。

 

【実践】心の癒し効果は?実際に曼荼羅を描いてみた体験談
(ユング心理学応用編)

ユング心理学における意識と無意識の図を参考に、私も円と中心性に重きを置いた曼荼羅を以下にパソコンで描いてみました。

描く際に自己や無意識、自我などのキーワードを入れて、描くことを意識してみました。

直感的に描くことで、図式が非常に腑に落ちた感じがあります。

自我の周りを何重かの縁で囲うことで、自我というのがある意味で睡眠的なのではないかという感じも持ちました。

実際に自己という中心点を置いて曼荼羅を描き始めると、それまでバラバラだった思考がスーッと一点に集中していくような感覚、直観性がありました。

描く前は少し心がモヤモヤしていましたが、描き終わる頃には不思議と頭の中がクリアになり、心地よいリラックス効果を感じました。

ちなみに、この元図はユング心理学で有名な河合隼雄さんの「無意識の構造」という本にある図を参考にしました。

描いてすごくインスパイヤされ、何か直感的に感じるものがありました。

ちなみに、描くのに使ったソフトはフォトショップという描画&画像加工ソフトです。

そして他にもグラフィックで作ってみました。

こちらでは、よりインスパイヤされました。

こちらでは、自我や自己を越えたところの領域みたいなイメージが降りてきて、超意識というのなどや、超意識などの視点も入れて作ってみました。

自己の中を水の波紋をイメージした画像素材を配置し、外側にそれらを超えた意識をイメージした、目や手、顔を配置し、カラフルな色をバックにして超越的な世界を作りました。

そして炎などをイメージしたドローイングを自己の外周に施したり、自己から光を発するようなイメージを描き足したりしました。

すごく何か超えたところの波長を感じられたような、神聖な雰囲気が作る中で感じられました。

また、自己の中心性を作る中で、これでも強く感じることができました。

皆さんもよかったら、ぜひ、曼荼羅を描いてみてください。

ちなみに、こちらはフォトショップとzbrushというソフトを使って作りました。

両脇の顔をzbrushという3Dソフトで作り、その他はフォトショップで作っています。

 

まとめ

心理学者カール・グスタフ・ユングは自身の無意識との葛藤の体験を通じて、毎朝、曼荼羅を描くことでそこから心の癒しの体験を得ました。

そして、その体験から患者にも曼荼羅を描くことを勧めました。

みのるるる尾
皆さんも、心の葛藤や心がバラバラになりそうなとき、円とその中心を主題にした曼荼羅を描いたり、市販のマンダラ塗り絵などを描いてい見るといい心の効用があるかもしれません。

ぜひ、心の癒し手段として曼荼羅(マンダラ)を描いてみてください!

ありがとうございます!!

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